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中島らも 「君はフィクション」 [本]

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およそ1年半ぶりのブックレビュー(;^_^A
2004年に急逝した中島らもさんの短編集。
亡くなってから2年後に発売された本です。
未発表作品2篇を含む全10篇での構成で
ホラー、音楽、ドラッグ何でもありの世界。
中では「DECO-CHIN」が一番の衝撃でした。
詳しくは書きませんが、アブナくて凄い話!
らもワールド全開のぶっとんだ狂気・・・。
この作品だけでも1冊分の価値があるかも!

「東住吉のぶっこわし屋」という作品もあって、
だだけもん(大阪弁)が大暴れするんやけど
元東住吉区民の私は複雑な気分(;^_^A

本のあとがきは娘のさなえさんが書いてて、
親子ならではのエピソードが満載でした!


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コメント 9

keroyon

中島らもさん、大分前に一度読んだきりです。
「だだけもん」?大阪弁ですか(((^^;)
大阪人ですけど知りませんでした(((^^;)
by keroyon (2016-01-27 07:20) 

isoshijimi

もう亡くなられてからそんなに経つのですね・・・
by isoshijimi (2016-01-27 07:47) 

raomelon

最近本読んでいません^^;
短編だと読みやすいですね
アブナくて凄い話!興味津々です~
by raomelon (2016-01-27 11:34) 

ゆきち

前職の時ですが一度だけ講演会にゲストでお越しいただいたことがあります。
控室に用意するものリストに「バーボン」と書いてあったのが妙に印象に残っています^^;
by ゆきち (2016-01-27 13:15) 

くまら

読んでみたいかも・・・でものその前に
この間買った小説を読まねば!
by くまら (2016-01-27 13:17) 

viviane

虫博士は本ばかり読んでますが、母親の私が全く最近本を読んでいません
美容室にも最近は雑誌すら置いてなく・・反省・・
by viviane (2016-01-27 17:37) 

ポッポ

まったくご縁のない作家さんです。
ただけもんって、清原みたいな感じですかぁ?
by ポッポ (2016-01-27 23:24) 

liang

まさに奇才、という人ですよね。
エッセイはたくさん読みましたが、この小説は知りませんでした。
今度読んでみます(^_^)
by liang (2016-01-28 00:24) 

よーちゃん

>keroyonさん
「だだけもん」は上方落語「軒付け」に登場するから
私も知ってるだけで、普通の(現代の)大阪府民には、
まず伝わらないでしょうね~(;^_^A
さっきネットで検索してみましたが、
大辞林には「駄駄ける」だだをこねる、無理を言う
とあるようです。浄瑠璃で使われてたようですね。

>isosijimiさん
そうなんです。2004年なんで、もう12年ですか。
亡くなった時は52歳。今の私より若いなんて悲しいです、

>raomelonさん
私も電車の中ではスマホいじってるか、
ラジコでFM聞いてたりするんで
本って、ほんま読まんよになってます・・・。

>ゆきちさん
おお!そんなご経験がおありだったとは!!!
講演の控え室でもバーボンって、
まさにお人柄を表してますね~(;^_^A

>くまらさん
私も買っただけで、まだ読んでない本が
2~3冊あったはず(;^_^A

>vivianeさん
あら、美容室に雑誌もないなんて悲しいかも。
私もここ数年、読書量激減しております・・・。

>だだけもん
清原。臭いは近いけど、私の中ではちょっと違うかなぁ。
もっと細身で、ラリってて、大声で何かわめき続けてて
意味なく棒振り回して、アブナイ感じのジャンキー。
こんなんでイメージ伝わりますぅ?(;^_^A

>liangさん
この人、生き様そのものがドラマでしたね。
この本の短編、できのいいのも、イマイチなのも混じってます。
でも「DECO-CHIN」だけでも読んでみてほしいなぁ。

by よーちゃん (2016-01-28 17:59) 

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